沖縄エリアの特徴
亜熱帯気候の沖縄は、本州に住んでいるライダーにとっては常に暖かい楽園のようなイメージがあると思います。
沖縄は南部と中部、そして北部に大きく分けることができ、いずれも美しい景色や名所・旧跡を楽しむことができます。
北部と南部はトータルで4時間ほどのツーリングコースなので、それぞれ丸一日かけてゆっくりと回ることをおすすめします。
中部は走行距離が77kmと短く、2時間程度で回ることができます。
ツーリングで沖縄を訪れる人も多いため、ツーリングコースが整備されていて、走りやすいのが沖縄エリアの大きな魅力です。
沖縄でおすすめのツーリングスポット
沖縄はどこを走っても美しい光景が広がり、白いビーチや緑がうっそうとした山原を楽しめるのが特徴です。
数々のツーリングスポットの中でも特に人気が高いのは、名護市から国道58号を通って北に向かい、国頭村に至るルートです。
国頭村は沖縄県の最北端に位置しており、村の95%が森林で占められています。
ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなども棲息している貴重なエリアで、最北端の辺戸岬からは、与論島や沖永良部島を眺めることもできます。
東シナ海と太平洋に面している辺戸岬は、「やんばる国立公園」の一部にも指定されています。
国道58号線には道の駅「ゆいゆい国頭」もあり、名産品をお土産として購入するにはぴったりの場所です。
また、国道331号から塩屋湾に向かうルートもライダーたちの間で人気があります。
緑豊かな山に囲まれる塩屋湾はブルーのグラデーションがきれいな観光スポットで、湾からは東シナ海や宮城島を眺めることができます。
「六田原展望台」に登れば塩屋湾を一望にすることができ、天気が良ければ人口350人足らずの古宇利島なども見えます。
塩屋湾にアクセスするには、うるま市から国道329号を経て、金武湾の景色を眺めながら辺野古方面に走り、そこから国道331号に入るルートがおすすめです。
途中、湾岸にある大浦湾・有銘湾・平良湾などの景色が楽しめます。
まさに絶景を楽しみながらバイクを走らせたいライダーにおすすめのツーリングルートとなっています。
沖縄のおすすめグルメスポット
グルメスポットとしても名高い沖縄にツーリングに出掛けたなら、地元の名物料理を思う存分味わいましょう。
特におすすめなのは、大きな豚バラ肉が乗っている「沖縄そば」です。
そばと言っても実際にはラーメンに近く、コシのある麺とこってりとしたスープの組み合わせは最高です。
北谷にある「浜屋」の沖縄そばは評判も高く、一度は食べてみたい絶品です。
浜屋の沖縄そばはお持ち帰り用のセットもあるので、旅行の思い出にいくつか買って帰るのもたのしいかもしれません。