バイク保険加入者の少なさ

バイクは自動車と比較して1回あたりの事故で起こる被害が大きいという特徴があります。

バイクは自動車に比べて体が直接露出する部分が大きく、衝突などがあったときに直接ダメージを受けることになるということは誰しもわかることと思います。

しかしそうした危険性が十分に周知されているにもかかわらず、実際にバイクに乗りながら任意保険に加入している割合は少ないというのが実情です。

バイクを所有している人のうち、任意保険に加入している割合は約3割くらいとされています。

これはバイクに乗る本人の体に起こる傷害についてのみならず、バイク事故に巻き込まれてしまった歩行者や自転車への補償が十分に行き渡らなくなるという問題も含んでいます。

バイクに乗る人は必ず自賠責保険だけでなく任意保険にも加入しておくことを強くオススメします。

自動車とのW保険なら保険料も安く

なぜ危険性の高いバイクに乗る人が任意保険をかけていないかというと、それはやはり保険料の高さが原因となっています。

保険料は事故を起こす割合や、過去の賠償額によって新たな加入者の料金も算出をされることになるため、どうしてもバイク保険は全体的に割高になってしまいます。

新たに加入する場合には、年間保険料が7万円～10万円というのが一般的です。

しかしこれはノンフリート等級という無事故年数によって加算される割引率が適用されないことによる価格であるため、先に自動車保険に加入している人などは新たにバイク保険を追加したとき等級を最初から低くしてもらうこともできます。

確かに保険料の高さは気になりますが、それ以上に事故を起こしてしまったときの賠償額を考えれば結果的に安い支払いであったと思うことも多いでしょう。