一人ツーリングの楽しみ方

バイクを使ったツーリングには大きく二種類があります。

つまり「単独で行うツーリング」と「集団で移動するツーリング」です。

普通旅行というと公共交通機関や自動車を利用して移動をするものなので、完全に一人旅ということはそれほど多く選択されるわけではありません。

しかしバイクを移動手段とする場合、仮に集団で移動するとしても移動中に直接会話をすることができません。

基本的には個々人での移動をしつつ、目的地に到着したときに一緒に行動をしていくことになります。

そういう意味ではバイクでは一人での旅を最初から抵抗感なく行うことができるというふうにも言えるでしょう。

バイクツーリングの良さというのも実はこの一人旅のしやすさということが関係しており、一人気ままに出かける旅をしたいと思う人にとってはまさにバイクは最適の移動手段と言うことができます。

自由を満喫するためには自立した心を

女性ライダーが増えてきているとはいえ、全ての女性にバイクが向いているというわけではありません。

もともと女性というのは会話好きで大勢と群れることを好むという性質がありますので、そういった人はあまりバイクを趣味にするのは向かないと言えます。

バイクの醍醐味とも言えるのは運転中の孤独感であり、一人だけで感じる景色や運転の楽しみを感じるということこそライダーならではのものです。

一人旅では行き先を決めるのも自分ですし、スケジュールや道順を決めるのも全て自分です。

途中で気になることがあったら寄り道をしてみるのも自分ですし、道に迷ってもトラブルが起きても全て自力で解決をしていかないといけません。

そんな自立心を満喫できることこそがバイクに乗る楽しみなのです。

大体のルートを決めてあとは自由に

バイク用のGPSやナビゲーションシステムも販売されていますが、一人でツーリングをするときにはあまり厳密に道順を守るのではなく、なんとなくの方向だけで走るということがおすすめになります。

道順を決める旅もよいのですが、あまりにもナビ通りにすることだけにこだわっていると寄り道や途中の停車をすることができず、一人旅ならではの自由を感じることができません。

ナビゲーションを使うにしても最低限度にしておき、自由にどこまでも走るということを前提に考えることこそがソロツーリングの楽しみ方といえます。