電熱グッズとは
夏でも早朝や夜間は肌寒いバイクのこと、真冬となると走行中の寒さも格別です。
どんなに保温性に優れたインナーなどを着用しても、手先や襟元などは冷えてしまうことも多いので、通勤などで寒い日でもバイクに乗らなければならないライダーは電熱グッズを活用することをおすすめします。
電熱グッズというのは電気によってグローブやジャケットなどを温めることのできるアイテムのことで、給電方法には車体から電源を取るタイプと専用のバッテリーを使用するタイプの2種類があります。
専用バッテリータイプは手軽にセットすることができるというメリットがありますが、連続して使用できる時間は限られているので、ロングツーリングなどの際には予備のバッテリーを持参する必要があります。
バイクのバッテリーに直結して使う、あるいはシガーソケットなどから電源を得て使用するタイプの電熱グッズはバッテリー切れになる心配はありませんが、配線などがやや複雑なので、バイクショップに作業を依頼することになります。
電熱グッズの選び方
電熱グッズは製品によって発熱部分がさまざまなので、自分が走っていてどこに一番寒さを感じるかを基準に選ぶ必要があります。
手で寒さを感じるのは指先と手の甲ですから、この部分が発熱するタイプのグローブを選ぶことが大切です。
また、ジャケットなら両肩や背中を温めてくれるタイプのものを選びたいものです。
首元も温めるタイプのジャケットであれば、より温かさを実感することができます。
つま先も寒風を受けて冷たくなりがちな部位ですので、トゥウォーマーなどを選ぶといいでしょう。
おすすめの電熱グッズ
寒いからといって、もこもこのジャケットを着てしまうと動きが制限されることがあるので、背中などを電熱で温めてくれるジャケットを選びましょう。
RSタイチから発売されている電熱ブランド「e-HEAT」のジャケットであれば、真冬でも寒い思いをすることがありません。
特に「RSU634インナージャケット」は3段階の温度調整ができるすぐれもので、動きやすくしかも温かいのが特徴です。
首元もしっかりとガードしたいというライダーには、同じRSタイチの「RSU635フリース インナーパーカ」もおすすめです。
お値段のほうも1万円ちょっととお手頃で、暖かく冬を過ごすことができます。
冬の必需品である電熱グローブなら、充電式の「Hidden Guardian電熱グローブ」がおすすめです。
4000mAhの専用バッテリーが付属しており、3〜4時間充電すれば8時間も温かさが持続します。
もうひとつ、「Felmer電熱グローブ」も使いやすいことでは定評があります。
モバイルバッテリーに接続して使用するタイプで、お値段もリーズナブルです。