長く乗るにはレーシングスーツがおすすめ

バイク用のプロテクタとして多く販売されているのを見かけるのが、オフロード用のタイプです。

モトクロス大会のように舗装された道路ではない路面を走るモータースポーツでは出場する選手全員が必ず頑強なプロテクターを着用しています。

オフロード用のプロテクターとしては、胸部・肘・膝といったところにサポーターをつけ、更に頑強なブーツとグローブを着用します。

実際にオフロードタイプのバイクを所有しており、舗装された道路以外の山林もよく走行するという人なら必ず本格的なプロテクター一式を揃えておくようにしたいところです。

普段はオフロード走行はせず一般道を主に走っているという場合であっても、プロテクターを使用することが望ましくなります。

一番良いのはきちんとしたレーシングスーツとして販売されている上下のつなぎを使用することですが、上下がつながった専用スーツは安いものでも6万円程度はしてしまうので初心者にとってはちょっと敷居が高いかもしれません。

またバイクに乗り始めたばかりのときにはあまり本格的なれーソングスーツは恥ずかしいという気にもなってしまうところですが、むしろ安全性を確保するためには慣れていないときから着用する方が望ましいと言えます。

ここ最近はあまりきっちりしたレーシングスーツを着用する人は少なくなっていますが、長距離の移動にはもっとも機能性に優れているのでできたらどこかのタイミングでピッタリしたものを購入しておきたいですね。

パーツごとに購入をすることもできます

レーシングスーツのように一体化しているものの他に、部分ごとのプロテクターとして購入することもできます。

ジャケットや肘・膝用のプロテクター、他にもヒップパッドなどそれぞれの部分ごとにつけることができます。

肘や膝だけのプロテクターは単体では価格が安く購入できますが、それぞれの部分ごとにつけなければいけないという面倒さがあります。

ですので日常の乗用に使用するなら、ジャケットタイプやパンツタイプのように衣類と一体化しているものが使い勝手ということではおすすめです。

ライダースジャケットでは胸、肩、腰といった部分に防御用のパッドが入っており、ライダースパンツでは膝やすねといった部分にプロテクターが内臓されています。

衣類と一体化しているプロテクターの場合、着用したときに服のサイズがあっていないとプロテクターの位置もズレてしまいます。

購入時には必ず試着をして体の守るべき場所にしっかりプロテクターが行くかどうかを確認しておくようにしましょう。

レディースプロテクタを選ぶ

女性ライダーに特におすすめしたいのが、女性用のライダー製品としてデザインされているものを使用するということです。

特に胸部を守るプロテクターの場合、男性用のものを使用してしまうと女性の胸部にフィットせず、すきまができてしまうことがあります。

ここ最近では女性ライダーが増えてきたこともあり、レディース専用のライダーズジャケットも販売されています。

バストのサイズが大きめの人などのためのスーツもあるので、男性兼用のものよりも女性ライダー向けのものを選ぶようにしましょう。