バイクは駐車場にどう停めればいいの?

駐車場と駐輪場の定義は決まっている

バイクを駐車場と駐輪場のどちらに停めていますか?
大型スーパーなどではたまに「バイク駐輪場」が設置されていることがありますが、実際にはママチャリで埋め尽くされてバイクを駐輪するスペースがなかったりします。
結局駐車場に置いたりするといった経験があるライダーも多いのではないでしょうか。
ライダーがバイクを停めるべき場所はどこなのか、まずは駐車場と駐輪場の定義を確認しておきましょう。

駐車場の定義は、まず駐車場法を見ると、「自動車の駐車のため施設」という表記があります。
そして道路交通法で「自動車」の意味を確認すると、自動二輪車、つまりバイクも自動車に含むという趣旨のことが書かれています。
このことから、路上駐車場、路外駐車場ではバイクも自動車同様駐車してもOKという解釈が可能です。

駐輪場の定義はどう確認できるかというと、これも自転車に関する法律によって決められており、「自転車のための施設(自転車または原動機付自転車)」となっています。
ということは、駐輪場とは「自転車か原付き」を駐輪するための場所と判断できます。

バイク専用駐車場について

バイクは駐車場に停めていいということが明確になりましたが、では実際にバイクを停めるための駐車場が存在するかというと、それほど多くないのが現状です。
ですがバイク専用の駐車場は存在していますので、どういったところに設置されているかを知っておくと便利です。

屋外にあるバイク専用駐車場は、空きスペースが使われていることが多いため、自動車用コインパーキングの中にバイク用のスペースとして設置されています。
車のように置き場にラインが引かれていますので、その枠内に停めればOKです。
セキュリティー面がしっかりしているところでは、ポールやアンカーが設置されており、チェーンやロックができる駐車場もあります。

屋内駐車場の場合は、大きなマンションの駐車場に設置されており、駐輪場の横にあることが多いです。
屋内なので雨風・紫外線などの影響がないため安心ですが、ひと目につきにくいので盗難対策はしっかりしておく必要があるでしょう。

駐車場の探し方

大きく2通りの方法がありますが、1つはインターネット(アプリ)で探す方法、もう1つは足を使って探す方法です。
インターネットでの検索では、検索ワードから探したりアプリを使ってバイク専用駐車場を探すことができます。
足を使う方法は、自分で歩いて見て回って見つける方法ですが、穴場が見つかる可能性があります。
体力や時間はかかりますが、「こんなところに?」というような場所が見つかる可能性がありますので、インターネットと足を使って上手に希望の駐車場を見つけてください。