ツーリングが趣味のライダーにおすすめのバイクの種類
バイクに乗ることを趣味で楽しむ人にとっては、休日の長距離ツーリングは欠かせないものです。
都会の喧騒を離れて山道や高原の道路を走行する楽しさというのは一人で運転していても十分なものですが、同じバイクを趣味にする人と出かけるというのもまたライダーならではの楽しみ方になります。
ところで、バイクの運転をする時にはその車種がどんな構造をしているかによりかなり運転中の疲労度は変わってきます。
一見同じように見えるバイクであっても1時間程度連続して運転しているとどういった車両かにより体に変化が出てくるので本州縦断や北海道一周など長距離でツーリングをしたいと思っている人はできるだけ楽に運転することができるモデルにするのがおすすめになってきます。
基本的にバイクは小型になるほど体が受ける振動が大きくなり、長時間の運転での疲労が大きくなります。
大型のエンジンを積んだ大排気量のバイクになると、運転に慣れるまでに時間がかかりますがシートの座り心地やハンドルの位置などがより楽にできるように設計されていきます。
ただし大型であればどれも乗車が楽なのかというとそういうわけではありません。
SS(スーパースポーツ)と言われるようなスピード性能重視のバイクの場合、レーサーがサーキットを走行するために最適化した構造をしているので、一般公道での走行はむしろ疲労度が高くなります。
楽な長距離運転に適しているといわれるのが、アメリカンバイクもしくはクルーザーと言われる大型のバイクです。
こちらはアメリカ大陸のような広大な場所を走行することに特化されているバイクであることから、車体の安定性がよく、運転姿勢も楽にとれるようになっているのが特徴です。
アメリカン(クルーザー)がツーリングに向いている理由
よく休日の高速道路では、ハーレー・ダビッドソンなどの大型バイクで複数人が隊列を組んで走行している様子を見ることができます。
アメリカンバイクの代表格といえばハーレーですが、走行性能で比較をすれば日本メーカーのものも決して引けを取りません。
クルーザーバイクと言われるタイプでは、ハンドルがアップハンドルと言われる上向きにつけられる形をしており、シート部分に背もたれがあるなど乗車姿勢が前傾にならないような工夫があります。
またエンジンが大きくなることでタイヤも大きくなりそれに伴いフロントフォークにつけられているサスペンションが大きくなるので乗車時の振動がかなり軽減されます。
ツーリングに人気の車種紹介
ツーリング向きのおすすめ車種としては、ハーレーのスポーツスターファミリーが代表的です。
こちらは日本でも人気が高いシリーズで、女性ユーザーも多いのが特徴になっています。