映画『トップガン』で着用された ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ)

男女ともに人気のブランドALPHA INDUSTRIES

「ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ)」は、ミリタリー系のアイテムやファッションを取り扱っている人気のブランドです。
中でも人気が高いのがma-1というフライトジャケットシリーズです。

もともと「MA-1」はアメリカ軍の軍用規格番号として使用されてきたもので、1954年から製造されています。
ジャケットは-10℃~10℃までの地域に対応できるようになっており、過酷な環境で操縦をしなければならないパイロットに支給されていました。

映画「トップガン」で登場したことにより日本でもおなじみのファッションとなっており、男性だけでなく女性向けのデザインも販売されています。

MA-1の共通仕様として、ナイロンで作られてポケットなどのパーツが必要最低限しかついていないということがあります。
普通ミリタリー系のウェアというのは細かいものを入れることができる仕様をしているので、そうしたものと比べてずいぶん見た目がすっきりしているように感じるのではないでしょうか。

ポケットの中でも目立つのは左腕の部分にあるシガーポケットで、こちらは他のジャケットではあまり見られない場所についています。
なぜそうした仕様をしているかというと、用途としてコクピットで操縦をするパイロット向けのものであったことが関係しており、狭いコクピットの中で引っかかりをなくすことが目的になっているからです。

MA-1が日本で一躍大流行となったのは前述の映画「トップガン」の封切りがあった1986年のことだったのですが、一旦ブームは終焉したもののファッションの流行が一周したことでここ近年になって再評価をされるようになっています。

現在のMA-1とおすすめのグッズ

パイロット用のジャケットであるMA-1ですが、運転席の環境ということではかなり近いものがあるバイクライディングでも便利に使っていけます。
現在のMA-1流行は過去のリバイバルのようなものですが、当時と全く同じものではなく若干現代風のアレンジがされています。

特にここ最近の傾向として女性向けの製品が充実していることがあり、いわゆる「甘辛コーデ」では定番アイテムになっています。

通常のファッションアイテムとしてはオーバーサイズとしてスカートをあわせる方法がありますが、バイクライディングに使用する場合にはしっかり前を締めて乗ることで風が体の中に入ってくるのを防ぐことができます。

女性向けのMA-1の場合、男性用のようなボリューム感が抑えめになっており体のラインに沿った小さめモデルが主流です。

タイトなスキニーパンツとも合わせやすいデザインなので、クラシックバイクなど大型に乗用する場合には特におすすめになります。
冬季間の寒さに苦労をしている人にとってはかなり性能面でメリットがあります。