伊豆半島一周ツーリング

関東圏の人にとって一度はチャレンジしてもらいたいのが伊豆半島ツーリングです。

伊豆半島は東京からのアクセスもしやすく、小田原方面からはいくつかの幹線道路からルートを選んで走行することができます。

時間的に余裕があるなら半島の海沿いをずっと回る一周ツーリングがおすすめなのですが、日帰りなどスケジュール的に早めに帰らないといけない場合にはまずは南伊豆町のある半島の先端に行き、そこから半周して引き返してくるというルートをとることができます。

静岡県のある伊豆方面は日本でもっとも雨の少ない地域とされているだけあって天候面で恵まれており、快適なロングライディングを楽しむことができます。

道路状況もきちんと整備がされており、なにより海沿いの道を延々と走っていくという気持ちよさは独特のものとなっています。

関東で人気のツーリングスポットとして箱根に次ぐ人気となっており、冬期間に道路が閉鎖されるというようなこともないので一年を通して出かけることができるというのも人気のポイントです。

女性に嬉しい温泉街やグルメスポットも多いので特に女性ライダーたちに多く好まれている場所となっています。

伊豆スカイラインからの景色

伊豆半島へのツーリングやドライブでも特に人気が高いのは「伊豆スカイライン」という有料道路からの景色です。

「伊豆スカイライン」とは富士箱根伊豆国立公園にある伊豆半島東部の山稜に敷かれている道路であり、全長40.6kmの中には風光明媚な景色が広がっています。

地図上では伊豆半島を縦走するという形になっており、陸地方向には富士山そびえ海側には相模湾や駿河湾を見ることができるというおすすめ度の高い場所です。

有料道路ではありますが、観光客が多く訪れる海岸線の国道を避けて快適なドライブやツーリングをするために利用をすることができます。

高速道路ではありませんので途中で停車をすることもでき、写真ととったり近くを散策したりといったことも可能です。

また一般道と違って途中に信号がないということも特徴の一つで、小田原方面から訪れるという場合には小田原厚木道路から入ることで約70kmをストレスフリーの信号機のない道で走行をしていくということができます。

沼津魚市場で海鮮グルメを堪能

海岸線のツーリングに出かけるならやっぱり抑えておきたいのは海鮮グルメです。

伊豆半島の海岸線を走行していくと見えてくる沼津港ですが、この周辺では港でとれた海鮮をそのまま食べることができる海鮮グルメの名所がいくつかあります。

漁港では産地直送の干物を購入することができたり、お店でその日にとれた魚を使った定食を食べることができたりします。

名物はテレビでも紹介されたことがある「ぬまづ丼」で、海鮮丼にしては珍しい生しらすと桜えびにアジのたたきを使った料理となっています。

他にもおみやげにも便利な農産品や海産品があるので、バイクでも手軽に購入ができます。