女性ライダーにも大人気のハーレー
バイクライダーにとって一度は乗ってみたい憧れの車種といえばハーレーダビッドソンでしょう。
ハーレーダビッドソンはアメリカのバイクメーカーですが、これまで一般向けに販売されてきた車種はどれも人気のモデルとなっており、度々バイク雑誌やメディアではバイクに乗る有名人の姿がグラビアとして登場しています。
ハリウッド映画にも小道具として多く登場しており、実際に跨って走行しているときの爽快感は他のバイクにはない独特の感覚です。
日本のバイクはどのメーカーのものも製品的に安定した品質をしており、燃費やメンテナンスのしやすさなど多くの点でメリットがあります。
しかしバイクが好きという人の多くはそうした性能面で優れているということだけで乗りたいバイクを選ぶというわけではなく、やたらとサイズが大きく振動もパワーもあるハーレーダビッドソンのようなバイクも根強い人気となっています。
そんなバイク通が選ぶバイクナンバーワンのハーレーダビッドソンは女性からの支持も厚く、バイクの操作に慣れてきたというセミベテランのライダーなどから多く選ばれる車種です。
ただしハーレーダビッドソンのバイクは基本的に大型であり、小柄な女性にとってはかなり扱いづらい点があります。
ですので初めてのハーレーを購入するなら、女性にとって扱いやすい車種から選んでみるようにするのがおすすめです。
シート高が低めのモデルが人気
ハーレーに乗るときにまず一番気になるのがシート高です。
アメリカンバイク全般に言えることですが、アメリカでデザインをされたことから一般的なアメリカ人の体型に合わせて作られています。
そのため日本人では男性でもかなり身長が高い人でないと乗りこなすことは難しく、普通体型くらいの人でも扱いにはかなり苦労をしてしまいます。
まして女性の場合には身長150cm台という人がほとんどなので、まずはまたがってみて足がつくシートの高さであるかどうかということが最初の条件になります。
そういう意味でもっともおすすめできるのがハーレーダビッドソンの「FXDB ダイナ・ストリートボブ」というモデルです。
こちらはハーレーとしては小型の作りをしておりシート高も低めの655mmとなっています。
女性でも160cm程度身長があればらくらく両足がつくのでかなり運転はし易いモデルと言えます。
バイク全体のデザインもいかにもハーレーらしい王道をいくものとなっており、初めてのハーレーにはまさにピッタリの条件がそろっています。
タンデムもしたいならストリードグライド
ただしダイナ・ストリートボブではシートがソロ使用となっているので、後部座席に誰かを乗せて走行をすることができません。
せっかく大型バイクに乗るならタンデムもしてみたいことでしょう。
そこで次にオススメになるのが「FLHX ストリードグライド」というモデルです。
こちらはツーリングファミリーとして開発されたタイプで、車体の前後の長さがかなり目立つ作りとなっています。
ハンドル部分もかなり大きめに作られているので、乗ってみると包み込まれるような安心感と安定感があります。
シート高も低めで扱い易いのに車体全体は大きいという小柄な人でも楽しんで乗れるハーレーとして人気があります。